【売上が上がる】飲食店がX(旧Twitter)で集客する方法

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ターゲット:SNSに疎いラーメン店店主。30代~40代

「Xで本当に集客できるの?」

「効果はあるの?」

そう考える飲食店経営者の方は多いのではないでしょうか。

実際に、Xを上手に活用することで集客に成功した飲食店も少なくありません。

この記事では、飲食店がXを活用するメリットから、効果的な集客のポイント注意すべき点まで詳しく解説いたします。

飲食店がXを活用するメリット

飲食店 パソコン

飲食店がXを活用するメリットは以下の3つです。

  • 拡散力がある
  • 若いユーザーの利用者数が多い
  • コストを抑えられる

順番に説明いたします。

拡散力がある

X(旧Twitter)の最大のメリットは、拡散されやすいことです。

Xには「ハッシュタグ(#)」機能があり、投稿にハッシュタグを記載することで、そのタグを検索したユーザーにリーチできます。特に人気のあるハッシュタグを活用すれば、投稿のインプレッション(=投稿がユーザーに表示された回数が大幅に増加します。

たとえば、よく検索されるハッシュタグを使うだけで数千~数万のインプレッションが期待できます。また、投稿に共感したユーザーがリツイートすると、さらに多くの人に届き、短時間で数万人に店舗の存在を知ってもらえる可能性があります。

このように、Xは拡散力が高く、効率的に店舗の認知度を向上させる強力な集客ツールとなります。

ユーザーの利用者数が多い

Xの特徴として、ユーザーの利用者数が多いことがあげられます。

NTTドコモモバイル社会白書2023年版によると、2023年のSNS別利用率は、20代で76.9%、30代で55.2%、40代で42.1%と高水準です。これはLINEに次ぐ利用率であり、InstagramやTikTokを上回る利用者数となっています。

このように、飲食店のターゲット層となるユーザーが多く利用しているため、Xは集客に適したプラットフォームと言えます。

参照:NTTドコモモバイル社会白書2023年版

コストを抑えられる

Xを活用すれば、コストを抑えて効率的に集客できます。

基本的な機能はすべて無料で使えるため、初期費用をかけずに運用を始められます。

さらに、広告を活用する場合でも予算を自由に設定できるため、少額から手軽に始められます。

このように、SEO対策や看板広告、ネット広告などに多額の費用をかけるよりも、Xを活用することでコストを抑えつつ、効果的に集客することが可能です。

Xのアカウント開設方法

パソコン

次に、Xのアカウント開設方法についてご紹介します。アカウントの開設から、予約投稿や長文投稿ができるビジネス向けのプロアカウントの登録方法まで、詳しく解説します。

  • アカウントを作成
  • プロフィールの設定
  • Xプロに登録
  • 運用を開始する

手順通りにご説明します。

アカウントを作成

まずは、アカウントを作成しましょう。以下の手順でアカウントの作成が可能です。

  1. Xのトップページにアクセス
  2. 「アカウントを作成」を選択
  3. 「名前」「電話番号」「生年月日」などの必要事項を入力
  4. 電話番号認証を登録
  5. パスワードを設定

アカウントを作成する際は、GoogleまたはAppleのアカウントがあればスムーズに登録できます。電話番号での登録も可能です。
また、登録名は本名でなくてもOKで、店舗名を使用して問題ありません。

これで、アカウントの作成は完了です。

プロフィールの設定

アカウントを作成したら、続いてプロフィールを入力しましょう。

ユーザーは、トップ画像やプロフィール文を見てフォローするかや来店するかを判断するため、慎重に設定することが重要です。

設定する項目は以下の通りです。

  • プロフィール画像
  • 背景画像
  • プロフィール文

設定時のポイントは以下の通りです。

  • 記入できる項目はすべて埋める
  • 見やすく魅力的な写真を使用する
  • 店舗の特徴を簡潔に伝える

設定後も修正が可能なので、ユーザーの反応を見ながら適宜更新していくと良いでしょう。

Xプロに登録

続いて、Xプロに登録しましょう。予約投稿や投稿後の編集が可能で、ビジネスで利用する際には設定しておきたいツールです。

ただし、XProは有料であり、広告の出稿や分析は通常のXアカウントでも可能です。そのため、まずは基本的な運用に慣れてから導入を検討すると良いでしょう。

Xプロでできることは以下の通りです。

  • カラム(列)を使ったタイムライン管理(ホーム、通知、DM、検索結果などを並べて表示)
  • 複数アカウントの管理(1つの画面で複数のXアカウントを操作)
  • 投稿の予約
  • フィルター機能(特定のキーワードやユーザーの投稿を除外・表示)
  • リスト管理(作成・閲覧をスムーズに)
  • 詳細な検索機能(特定のワード、期間、ユーザーの投稿を探す)
  • チーム管理機能(他のユーザーとアカウントを共有し、役割を分担)

登録方法は以下の通りです。

  1. XProの公式サイトにアクセス
  2. Xアカウントでログイン
  3. X Premiumに登録

このように、XProを活用することで、より効率的にXの運用が可能になります。

運用を開始する

アカウントを作成し、プロフィールを充実させたら、いよいよ日々の投稿を始めましょう。

ただ投稿するだけでなく、同業他社のアカウントもチェックしながら運用することが大切です。「どのような投稿をしているか」「投稿の頻度はどれくらいか」などを参考にし、自店舗に合った運用スタイルを見つけましょう。

さらに、フォロワーとの交流も集客につながる重要なポイントです。

Xを効果的に運用するためのポイントについては、「飲食店がXで集客効果を上げる運用のポイント7選」で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

飲食店がXで集客効果を上げる運用のポイント7選

飲食店 ポイント

続いて、飲食店がXで集客効果を上げるための運用のポイントをご紹介します。

  • ビジュアルで訴求する
  • 定期的な投稿で存在感をアピール
  • ハッシュタグを賢く使う
  • キャンペーンを行う
  • 投稿する時間帯に気を付ける
  • クーポンを発行する
  • しっかりとしたプロフィールを作成する

順番に解説していきます。

ビジュアルで訴求する

Xで効果的に集客するには、ビジュアルを意識し、目を引く写真を活用して訴求することが重要です。

飲食店の場合、「美味しそう!」と感じてもらえる料理の写真や、店内の雰囲気が伝わる写真を投稿すると良いでしょう。

特に、料理の彩りや盛り付けなど、視覚的に魅力を感じやすいポイントを意識すると効果的です。

このように、ビジュアルを重視した投稿を行うことで、見た人の食欲を刺激し、来店したい気持ちを高めることができます。

定期的な投稿で存在感をアピール

定期的に投稿することで、店舗の存在感を高めましょう。

継続的な投稿を行うことで、X上でアクティブなアカウントと認識され、他のユーザーにも表示されやすくなるメリットがあります。

可能であれば毎日投稿するのが理想的です。これにより、既存のフォロワーにアカウントを覚えてもらいやすくなり、フォロワー以外にも投稿が届くことで新規フォロワーの獲得にもつながります。

また、忙しくて投稿が難しい場合は、店舗名でエゴサーチを行い、好意的なコメントに「いいね」やリツイートをするのも効果的です。

こうしたアクションは、ユーザーに好印象を与え、再来店やフォローにつながる可能性が高まります。

このように、定期的な投稿を心がけることで、より効率的にフォロワーを増やし、ユーザーの来店意欲を高めることができます。

ハッシュタグを賢く使う

Xで効率よく集客する方法の一つに、ハッシュタグの活用があります。

例えば、投稿時に「#丸の内ラーメン」や「#池袋ディナー」などのハッシュタグを付けることで、検索結果に表示されやすくなり、エリアやジャンルに関心のあるユーザーに投稿を届けやすくなります。

さらに、話題のハッシュタグやトレンド入りしているタグを活用すると、より多くの人の目に留まり、拡散のチャンスが広がります。

また、フォロワーが増えてきたらオリジナルのハッシュタグ(例:「#〇〇店の名物」や「#〇〇カフェタイム」など)を作成し、投稿ごとに統一して使用することで、ブランディングの一貫性を高めることも可能です。

このように、ハッシュタグを上手に活用することで、検索やおすすめ表示を通じて新規ユーザーにリーチし、集客につなげることができます。

投稿する時間帯に気を付ける

投稿する時間帯にも気を付けましょう。

ユーザーがXを利用している時間帯に投稿することで、投稿が目に留まりやすくなり、リーチを増やすことができます。時間帯ごとに利用者層が異なるため、その時間に合わせた投稿が重要です。

例えば、朝の通勤時間昼休み夜のリラックスタイムなど、時間帯によってリーチしやすいユーザー層が異なります。

自店舗のフォロワーやターゲットユーザーの行動パターンを把握し、それに合わせて投稿時間を調整することが効果的です。

このように、投稿の時間帯に気を付けることで、ターゲットにリーチしやすくなり、集客効果を高めることができます。

キャンペーンを行う

Xで効率よく集客するためには、キャンペーンの開催が効果的です。

キャンペーンを実施することで、より多くのユーザーに関心を持ってもらい、来店意欲を高めることができます。

たとえば、以下のようなキャンペーンが効果的です。

  • 「フォロー割ドリンク無料」:(例)Xで店舗アカウントをフォローした人に、ドリンクを無料提供
  • 「ハッシュタグキャンペーン」:(例)「#お店の名前」を付けて投稿すると、10%OFF
  • 「フォロー&リツイートキャンペーン」:(例)抽選で食事券や割引クーポンをプレゼント

このような施策を活用することで、SNS上での認知度が上がり、より多くの集客につながります。

ただし、Xのポリシーに違反しないことが重要です。必ずガイドラインを確認したうえで、適切なキャンペーンを実施しましょう。

参照:キャンペーンの実施についてのガイドライン

詳しいキャンペーン内容については、「Xで効果的な飲食店のキャンペーン具体例」でご紹介しています。

クーポンを発行する

キャンペーンの開催と似ていますが、クーポン発行も集客を効率的に行う上で欠かせない方法です。

クーポンを提供することで、ユーザーに実際に来店してもらいやすくなり、集客につながります。ツイート内でのクーポン提供や、DMでのクーポンコード送信など、様々な方法でアプローチできます。

具体的なクーポンの発行方法としては、以下が挙げられます。

  • ツイート内に画像クーポンを掲載する。
  • DMでクーポンコードを送信する。
  • 特定のハッシュタグを投稿したユーザーにクーポンを提供する。

クーポンの発行の際、使用条件や有効期限を明示しておきましょう。

このように、クーポンを発行することで、新規顧客の獲得やリピーター増加に繋げることができます。

しっかりとしたプロフィールを作成する

集客を成功させるためには、しっかりとしたプロフィール作成が最も重要です。

ユーザーは、来店を決める前に店舗のプロフィールを確認します。店舗のコンセプトやメニューなどが明確に記載されていれば、来店意欲が高まります。

プロフィールに必ず記載すべき項目は、以下の通りです。

  • 店舗の所在地
  • 店舗のコンセプト
  • おすすめメニュー
  • 期間限定のメニュー

さらに、店舗のホームページがある場合はリンクを貼っておきましょう。

これにより、投稿経由でホームページへの誘導ができ、予約フォームを貼ることで直接予約にもつながります。

Xからの流入数が増えれば、ホームページの評価も上がり、GoogleやYahoo!経由での予約が増えることも期待できます。

このように、プロフィールを充実させ、ユーザーが必要な情報にアクセスしやすくすることで、効率的に集客を行うことができます。

Xで効果的な飲食店のキャンペーン具体例

スマホ

次に、Xで実際に行われている飲食店のキャンペーンの具体例を紹介します。自店舗でのキャンペーンの参考にしてみてくださいね。

【スシロー】フォロー&リツイートキャンペーン

スシローでは、「#スシロー春得祭」をPRするため、フォロー&RTキャンペーンを実施しています。

  • キャンペーンの内容:フォロー&RTに参加したユーザーの中から抽選で10名にお食事券1万円分をプレゼント
  • 特徴:キャンペーンの画像の完成度が高く、投稿を目立たせる工夫がされています。

このように、キャンペーンの内容や投稿画像を工夫することで、フォロワーの関心を引き、集客効果を大きく高めることができます。

【マクドナルド】ハッシュタグキャンペーン

マクドナルドでは、ハッシュタグ「#おみやげにポテナゲ買って帰ろう」をつけてリプライすると参加できるキャンペーンを実施しています。

  • キャンペーンの内容:応募すると抽選で2名に1,000円分のマックカードが当たる。
  • 特徴:文字が大きく、見やすいデザインにすることで、見た人が一目で理解できるように工夫されています。さらに、画像をタップするとキャンペーン詳細が確認できるようになっています。

このように、ハッシュタグキャンペーンと分かりやすい投稿画像を活用することで、ユーザーが参加しやすいように工夫されています。

飲食店がXを運用する上で気を付けること

飲食店バツ

飲食店がXを運用する上で気を付けるべきことがあります。

  • 炎上対策をする
  • 過去投稿の分析を怠らない

順番に解説いたします。

炎上対策をする

まずは、炎上対策をしておきましょう。

必ず投稿する際には勢いで行動せず、冷静に内容を確認しましょう。「誤解を与える内容になってないか」「不快感を与える内容でないか」をチェックすることが重要です。

また、炎上対策として、投稿前に二重チェック体制を整えておくのも効果的です。投稿前に他の人に内容を確認してもらい、問題がないかを確認するルールを作ると良いでしょう。これにより、誤字脱字も防げます。

事前に確認体制を整えることで、炎上を未然に防ぎ、安心して投稿を行うことができます。

過去投稿の分析を怠らない

投稿して終わりではなく、必ず過去投稿の分析を行いましょう。

定期的に投稿を振り返り、そのデータを元に改善を重ねることで、集客効果を高めることが可能です。

反応が良かった投稿の特徴を把握し、投稿内容や頻度、タイミングなどを改善していきましょう。

過去投稿の分析を怠らず、投稿の分析と改善を繰り返し行うことで、集客効果を高めることができます。

【成功事例】参考にしたい飲食店のX成功事例5選

飲食店

最後に、Xでの集客に成功している飲食店をご紹介します。運用の参考にしてみてくださいね。

焼肉ヒロミヤ

「焼肉ヒロミヤ」は、フォロワーが2.8万人を超える人気の焼肉店です。

ヒロミヤさんの投稿では、美味しそうな肉の写真とともに空席状況が一緒に掲載されています。

肉の写真を見て食欲をそそられるだけでなく、空席があるとそのまま予約したくなる仕掛けが施されています。

また、投稿内のリンクからは予約サイトに簡単にアクセスできるため、ユーザーが自然に予約を進めやすい動線設計がされています。

立喰い寿司 あきら

次にご紹介するのは、フォロワーが6,000人を超える「立喰い寿司 あきら」さんです。

こちらでは毎日の仕入れや仕込みの様子を画像と共に投稿しています。仕入れの投稿では、魚や貝の新鮮さが伝わり、見るだけでその品質の良さが感じられます。

仕入れ状況を投稿することで、ユーザーはその日のネタをあらかじめ知ることができ、自分の好みや珍しいネタを見て、来店の動機に繋がるような仕組みが作られています。

横浜家系ラーメン 日野大和家

次に紹介するのは、フォロワーが5000人を超える「横浜家系ラーメン 日野大和家」さんです。

こちらの店舗は、Xを活用したキャンペーン開催で注目を集めています。

キャンペーンでは、5名様に並ラーメン無料券5枚をプレゼントするという内容を投稿しており、応募条件として店舗のXアカウントをフォローと投稿をリポスト(リツイート)の「フォロー&リポストキャンペーン」を実施しています。

このキャンペーンの結果、投稿は500回以上リポストされ、フォロワーは3000人以上増加しました。

このように、飲食店でのキャンペーン開催の参考になるアカウントです。

NIBOSHIMANIA (ニボシマニア)

次に紹介するのは、フォロワー1万人を超えるラーメン店「NIBOSHIMANIA (ニボシマニア)」さんです。

この店舗では、来店したお客さんがツイートした口コミや写真をリポストしています。

お客様目線でのリアルな感想をシェアすることで、投稿を見た人はその情報に信頼感を抱き、お店への関心を引きやすくなります。

また、ユーザー発信の情報を活用することで、特別な写真や投稿文を用意する手間が省け、少ないコストで自店舗のメニューを効果的にアピールできる点も魅力的です。

まるかつ

最後にご紹介するのは、フォロワーが6万人を超える「まるかつ」さんです。

まるかつさんは、ユニークな企画や店長の魅力を前面に出したツイートが特徴です。

お店の温かみのある雰囲気をうまく表現することに長けているため、店舗の雰囲気を伝えたい方には非常に参考になるアカウントです。

飲食店がXで効率的に集客する方法まとめ

飲食店がXを活用することで、さまざまな集客効果が期待できます。しかし、単に投稿していくだけでは十分な効果は得られません。

具体的には、美味しそうな写真に適切なハッシュタグを組み合わせて投稿し、リーチを拡大しましょう。さらに、定期的なキャンペーンやクーポンを活用することで、フォロワーの関心を高められます。また、HPのリンクを掲載することで、スムーズに予約へとつなげることも可能です。

加えて、炎上リスクを防ぐための対策や、投稿の効果を分析しながら改善を重ねることも大切です。

まだXを活用した集客に取り組んでいない方は、ぜひ本記事を参考にして、運用を始めてみてください。

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